ちらつきをなくす直流点灯

ちらつきのない直流点灯方式

目を疲れさせる原因のひとつに、照明のちらつきがあります。 一般に商用電源で使う照明は点滅しています。 気づかない場合が多いですが、感じることができる人もいます。 ちらつきのないデスクライト照明を使用すると、目の疲れが軽減します。 切れかけの蛍光灯など、照明がちらついた時に、 目が疲れたって経験をしたことはありませんか? 目は照明のちらつきに追従しようと、はげしく瞳孔を動かし続けるからです。

交流電源ではちらつきが発生する

照明に使われている電源には交流が使われます。 交流は乾電池などの直流とは違い、頻繁にプラスとマイナスが入れ替ります。 関東では1秒間に100回、関西ではすこし多く120回も入れ替ります。 プラスとマイナスが入れ替わる瞬間、照明は一瞬ですが消えています。 電流が入れ替わる回数だけ、照明は点滅を繰り返しているのです。

インバーターは超高速点滅

よく使われるようになったインバーター照明は、ちらつきがほぼ無いといわれています。 でもまったくちらついていないのではありません。 実は1秒間に数万から数十万回、点滅しています。 ただ点滅が超高速で蛍光剤の残光効果もあって、ちらつきがほぼなくなります。 では完全にちらつきが無い照明とはどんな明かりでしょうか。 これから点滅しない照明について、いくつか紹介していきます。

1.直流点灯方式・バイオライト

バイオライト」をご存知でしょうか。 「バイオライト」は直流点灯方式の照明器具のことです。 乾電池と同じ直流電源を使います。 しかし乾電池で点灯させているのではありません。 交流を直流に変換してから、電球を点灯させています。 「バイオライト」は製図やイラストレーターなど、 長時間机で作業するプロの世界で愛用されています。 ただ欠点として光源にクリプトン球という電球が使われているので、 蛍光灯と比べると電気代が高くなります。 寿命も電球なので、蛍光灯よりかなり短くなります。

2.直流点灯方式・ケイエコライト

栗原工業の「ケイエコライト」は蛍光灯なのに、直流で点灯します。 直流で蛍光灯を点灯させるのは、 技術的なハードルをクリアしないと実現できません。 ただしかなり難しい内容なので説明は省略します。 興味のある方はこちらのケイエコライトについての説明が参考になります。 直流点灯方式の蛍光灯は、主に工場の製造現場で使われます。 製品を目視検査するための照明です。 目が酷使される環境なので、目にやさしい明かりが必要とされてます。 「ケイエコライト」はそこで使われている蛍光灯です。 「ケイエコライト」にはもうひとつの利点があります。 それは調光機能です。 液晶ディスプレイの周囲は500ルクスを超えないようにします。 液晶ディスプレイと周囲との明暗差を少なくすることが、 疲れ目防止のために有効だからです。 調光機能があれば500ルクスを超えないように、明るさ調節ができます。 ケイエコライトには 疲れ目に効果的な明暗差を小さくできる調光機能があります。

3.直流点灯方式・LED照明

LEDの寿命は5万時間程度ともっとも長くなります。 ただし、切れた場合には交換ができません。 消費電力は最も少ないです。 寿命が長く、消費電力が一番少ないのがLEDです。 欠点は、LEDには残光がないので、電源が粗悪だとチラツキが発生します。 家電-コラム-藤山哲人の実践! 家電ラボ-第2回:LED電球は「光がチラつく」ってホント? まだ新しい照明器具なので、 まだ実績が短くクチコミが少ないので情報を得にくいです。

直流点灯方式一覧

ケイエコライト バイオライト レディックエグザーム
ランプ 蛍光灯(FPL27EX-N) 電球(ミニクリプトン) LED
点灯方式 直流点灯 直流点灯 ダイレクト直流方式
消費電力 14~30W 75,60W(2段) 10.5W
ランプ寿命 7500時間 500時間 5万時間
明るさ 2500ルクス(30cm) 2000ルクス 2000ルクス(直下40cm)
調光機能 あり 2段階の切替え式 なし
疲れ目予防には、ちらつきのない直流点灯の照明が有効です。 直流点灯方式は、プロが長時間使うことのできる、目に優しい明かりであります。

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